ねこぞう

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名前:

ねこぞう

部署/肩書:

見世物研究家

About

About1

猫蔵というペンネームで、日本各地に残る風習のルーツを探る民俗学の本を書いています。 お祭りや儀式、ジンクスなどのミステリアスなルーツにも心惹かれますし、それらの日本と海外との共通点や違いなどから民族性を比較するのが好きです。 もともと子どもの頃から、魔法や儀式、水木しげる先生の世界観が好きでした。 いないという前提や「実証する」という方向ではなく、いるという前提でフィクションを共有する。 そこには、余裕というか、あそびがあるんですよね。 またそのことで、例えば見世物小屋などの「芸術」が成立していたことも興味深いです。 民俗学の視点で見て、特に好きな場所はインド。 掘り下げているテーマのひとつに「身代わり」があるのですが、インドには人前で自分の身体を鞭で叩くという芸が存在しています。 それは他人の罪をかぶるという表現なので、道行く人が怪訝そうな顔をしながらも、彼らにお金を渡すんです。

About2

日本にも身代わり地蔵などがあるし、戦後の傷痍軍人さんに対して、自分達の代わりにケガをしてくれて申し訳ないという気持ちでお金を喜捨する文化もある。 全ての宗教に、身代わりという発想が通じていると思うのです。 それは言い換えると「助け合い」なのではないかなと。 地縁とか血縁とかコミュニティとか。 そういったものを大昔から引き受けてきた土壌に、とても惹かれます。 本はKindleで12月に出版を予定しているのですが、現在は国語の教師をしながら時間を見つけて書き進めています。 なるべく一般の方にも興味を持っていただけるような切り口にしたいです。 将来的には「猫蔵といえば民俗学のパイオニア」と言われるような作家性を確立することが目標です。

Career

  • 見世物研究家として、国内の祝祭空間に掛かる土着的な民間芸能を研究しています。また漫画評論家として、過去に書籍の出版経験があります。
  • 現在は、世界各地に残る「生贄の儀式」の痕跡と思しきものを巡る旅をライフワークに書籍を執筆しています。また、日常にあるものの中で、そのルーツを「呪い」にもつものを取り上げるというコンセプトでも活動中。

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